海原友明の消防団改革のすすめ

消防団を取り巻く問題の中でまずすべきことは「操法大会の廃止」です。この大会があることによって苦しんでいる全国各地の実態や私の思いを紹介します。

長野県東御市

長野県東御市(とうみし)にて令和元年10月7日に開催された市長と語る車座ミーティング (テーマ:働く若者の声を市政に伝える)に参加された消防団員の声です。

この様な声がしっかり市政に届く事を願っています。

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自分は今回消防団として参加させて頂いて、他に参加されている人の半数が消防団所属ということで、大変申し上げにくいが、自分は東御市民になって3年目だが、ざっくばらんに言うと消防団がこういう組織だとわかっていれば入らなかった。 一番の理由は操法の大会が大きな負担になるということだが、今時ネット社会で何でも調べられるんで、消防団廃止とかの言葉で調べるといろんなネガティブなことが出てきてしまう。自分まだ消防団3年目だが、程度の大小はあってもネットに出てくるようなネガティブなことを目の当たりにしてきた。中略

消防団は地域の人にとって、とても大事な活動をしていると思うが、正直言うとそれよりも自分にとってのデメリットが多いので、自分としてはやめたいと思っている。消防団は市民、区民の方から見られて、消防の活動費も払っていただいて活動しているものなので、区民の人にとってためになる、活動費を払ったかいがあったというものであるべきだと思う。それが仮に操法の大会に出て、仮の仮に全国優勝したとして、それが市民の人の生活にどう反映されるかというとないと思う。

例えば、毎日操法の大会を週に2~3回朝の4時から朝訓練をして、夜は濡れたホースを巻き取るのは夜8時だとか、家庭と職場の両立だけではなく、消防団の比率があまりにも大きすぎる。なんで誰も声を上げないのかすごい不思議。昭和60年時点では総務省の統計だと100万人以上の消防団がいたが、現状だと80万人少々と 順調に減っていってる。減っている理由は明らかに判っているのに、どうして操法やめないんだろうかと。正直行政の方たちそういうことを言っても消防団員の人たちとは基本的に仲良くしてもらったほうが良く、今の消防団組織をどうにかしようとするメリットはないと思うので、特に変わらないと思うが、こういう気持ちの団員がいるということをわかって頂けると自分としては 来たかいがあったと思う。

引用元:令和元年度 第2回 市長と語る車座ミーティング

https://www.city.tomi.nagano.jp/file/123598.pdf

 

 

東御市消防団の情報はこちら

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「全国消防操法大会の廃止」
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