海原友明の消防団改革のすすめ

消防団を取り巻く問題の中でまずすべきことは「操法大会の廃止」です。この大会があることによって苦しんでいる全国各地の実態や私の思いを紹介します。

愛知県大府市

愛知県大府市議会の建設消防委員会は平成28年5月、 消防団に関する現状及び課題を把握し、政策 立案、政策提言を行うため、所管事務調査として「消防団について」の調査を行いその調査研究の成果を「大府市への提言」として取りまとめました。

 その提言書にて、大府市消防団の現状を以下のように記しています。

本市は、名古屋市の南に隣接し、昭和45年の市制施行以来、交通網の充実や工場誘致とあわせて住宅地の開発により順調な発展を遂げ、人口は、市制施行時の 49,000人弱から約90,000人へと、大幅に増加している。 大府市消防団は、昭和45年に消防本部・消防署ができるまで、消火活動の要とし て市民の生命・財産を守ってきた。市域の面積33.66㎢の中に、七つの分団があり、 平成27年4月1日現在、153名の団員がいる。 年々、消防本部・消防署の人員や車両等の設備が充実するとともに、近年では、 消防無線のデジタル化にあわせて、知多地域の119番通報・無線業務を共同で運用する知多広域消防指令センターが平成24年度に設置され、消防署からの火災、救急 出動は、一段と迅速になった。 そのため、消防団は、火災発生時には、実際に放水して、消火活動に加わる機会 が大幅に減り、消防署員の消火活動の支障にならないように、野次馬や車両の交通整理をするなど、消防署員の補助をしているのが現状である。 そして、最も大きな課題が、消防団員の確保である。今では、産業形態も大きく 変化し、これまでの農業中心から工業中心となり、サラリーマン人口が増加してき たことから、消防団員の確保が大変難しい状況にあり、消防本部においても、消防 団活性化会議で、その検討が続けられているところである。 また、消防団員の確保が難しい要因の一つに、消防団活動の多忙さが考えられる。 消防団活動の中心が「消防操法大会」の訓練に集中しており、大会前には団員にかなりの負荷が掛かっていると考える。消火活動、訓練、啓発、行事への参加などの 消防団活動と仕事、家庭を両立することは、厳しいものがあり、家族の協力が不可欠な状況である。さらに、操法大会の訓練に多くの時間を費やすことに、消防団の本来の目的から離れて、大会に出場し、上位を目指すことが目的になってしまっているのではないかと戸惑う団員もいるようであった。しかし、一方で、厳しい訓練をともにすることが団員の結束の要にもなっているという側面もある。 団員は、皆、一生懸命活動しているが、残念ながら、活動のPR不足や地域との 連携が十分とは言えないことから、市民の消防団への認知度はあまり高くなく、団員の確保、団員の士気の高揚につなげるためにも、認知度を向上させることが必要である。  

引用元:大府市議会建設消防委員会  ~消防団について~

https://www.city.obu.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/006/297/kensetsu_houkokusho.pdf#search=%27%E6%B6%88%E9%98%B2%E5%9B%A3+%E6%84%8F%E8%A6%8B%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E4%BC%9A%27

 

 

昭和時代のまま、取り残された消防団…

 

時代や環境に合わせた存在でなければ、どんどん地域や市民との距離が広がり閉鎖的な組織となってしまいます。その環境で活動しなければならない団員の負担や苦悩は増すばかりです。

多くの市町村が、今後の消防団の存続を危惧していますが明確な出口がみつからない状況です。

消防庁と日本消防協会はその原因の一つを自分で作り出していることを認め、早急に改めるべきです。

 

 

大府市消防団の情報はこちら 

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