令和元年度に実施した、恵那市市民意識調査結果報告書 にて消防団に関する調査が行われ、多くの市民からの声が掲載されています。
市民アンケートで、これだけ多くの自由記述による意見が出るのは驚きです。
それだけ、市民の関心が高いのか、問題が大きいのか…
問:消防団員の減少傾向が続いています。加入者が増加するような魅力ある消防団にするためにはどのようにしたらよいと思いますか?
- 「行事や訓練回数を減らし、負担を軽くする」・・・ 49.3%
- 「報酬、手当の増額等、 処遇を改善する」・・・ 43.7%
- 「恵那市の人口減少及び高齢化が進んでいる状況なので、消防団員の減少も しかたない」・・・32.4%
その他意見
- 家族に理解をしめした方がよい
- 操法大会の中止をすべき
- 消防団の魅力を教えてあげないと分からない人多い
- なくてもよい
- しつこい勧誘を止めるべき
- 現役の団員です。若い子は、自分や家族の時間を重視していて消防団に入る気はないと思います。消防団が本当にいるのかどうか、そのレベルで考える時代になったのだと思います。
- イメージが悪い
- 消防に入りたいと思う様な、楽しいイベントを作る。人のつながりを強める
- 団員の年齢を上げる
- 酒を無理に進めたり、キャバクラ等に無理にさそわない。
- 市外で働いているし、帰りがおそい人が多いし、土日休日でない人が多いから、活動しやすい、市内で働く場所が増えるように考えてほしい。
- 強制しない。
- 免許制度にも問題あり
- なぜ消防団員に加入しないといけないのかわからない
- 本人へ報酬を必ず支給せよ! 領収証だけ書かせるな!!
- 現在活動されてる団員の方の意見を聞かれるのが良いかと・・・
- 市役所職員が全員入団してから検討すべき。入団してない人が多すぎる
- 消防団員の人数が多くても参加しない人が多くては何にもならない幽霊団員
- 操法大会が消防団であるかの様な体制は不用、地域の安全に特化すべき!
- 報酬は個人に入金すべき(プール運用されている)
- 操法の練習に力を入れても、実際の火災の場で役にたっていない。 操法大会はいらないと思う。操法のそもそもの目的はなに??
- 今の世の中もう消防団はいらない。
- 親の方が子供を入団させない方が多くなって子供に説明に行っても まず親が断る方が多いみたいです。
- 元団員ですが、操法活動やハシゴより、地域の安全・安心を守る事を重視した活動にした方が良い。
- 消火のための訓練を現実に日中地域にいる人達でする。 田舎にかぎって消防団の負担が大きすぎる。
- いいイメージがない
- 操法訓練の負荷大きすぎる。ほぼ 1 年間もやらねばならないとなれば多くの人は敬遠してしまう。一部の人の技能アップさせるより全体の底上げや本来の防災活動をやった方が良い。 操法大会をやるのがあたりまえと思っていませんか?(特に市役所、消防署!!) 目的と手段 を混同している、大会で良い成績を取る事は手段にすぎない、なぜ誰も声を上げないのか? 市民にアンケート等取ってみて下さい。
- ボランティア活動として行なう
- 団員割引しせつ
- 防災教育は充実させ、専門の消防所員を増やす
- 消防署員の増員
- 操法大会への参加はしない、時間の無駄 本当に必要な時だけ、必要な実践的な訓練だけでよい
- 平日、緊急時 OB にも出動してもらう
- 消防団の訓練の印象が強いが実際の災害時に動ける人を育てることが大切だと思う
- 消防団は不要です。夜にお酒を飲む団体のイメージが強すぎる。 消防署を充実させれば良 い。
- 飲酒はしない
- 操法大会及びその練習については本当に参加したい人のみで行うべきだと考えています。 報酬、手当については最低出動回数を定めるのではなく、一度の出動についても補障すべき。 そして個人(本人)に直接支払われるべきと考えています。
- 消防署の人材を多くすることは考えられませんか。
- 消防団員を増やすのではなく消防署員を増やすべきだ。
- 酒飲みの印象を変えないと悪印象である。
- 総合的に興味が持てなければ難しいのでは
- 老害を取り除く
- 無理な縦社会を無くす。
- 消防団員各個人から、原因の根本を見つける事
- 操法大会の廃止
- 消防団いらない
- 消防団活動の目的が明確でないため理解してもらう。先代の造り上げた大きな負のイメージを 払拭する。
- 他県から越してきて正直消防団員がどう必要なのかあまり分からない。大会のために土日や夜 訓練するのも、そこまで必要なのか・・・家族はそこそこ負担があると思う。
- ヤンキーが多い、酒ばかり飲んでいる、完全なたて社会のイメージで若い子はやりたくないと思う、その辺の改善をしたらいいと思う。
- 消防団など、既存の組織の徹底的な合理化・ス リム化を望みます。 存在意義は大いにある組織なのに、田舎に暮らしたくない理由の中に 消防団(操法大会)の存在が上がるということをもう少し真剣に考えていただきたいと思います。よそから消防団のある地域へ引っ越してきた人間は、決して消防団・操法大会がやりたくて来ている訳ではありません。仕事終わり、休日は休みたいのが本音です。操法大会などなくても、消火活動・消防団活動はできると考えます。むしろ、操法の時期だけ練習が増え、終われば定期的な点検作業だけでほとんど活動がないというのも、地域の防災上如何なものかと考えます。 それならば、時期を問わず、毎週1日だけ曜日を決めて訓練を行い、それを年間通して実施して行くほうがよっぽど意義があると考えます。 地方は都市部と比 較して、人や物資、技術の交流、経済規模などは到底かなわないとしても、ならば人が住み暮らす場所として魅力的であれば良いのではないかと思います。家を建てる土地もあり、地価も都市部とは比較にならないほどに安く、夜はちゃんと暗く、静かで治安も良い、そういうことをきちんと発信し、この環境を維持し続ける恵那市であって欲しいと思います。
平成元年度恵那市市民意識調査結果報告書より抜粋
https://www.city.ena.lg.jp/material/files/group/5/R01_siminisikichousa.pdf
恵那市は過去から消防団の問題に声をあげていますが、変えることができていないようです。
ちなみに恵那市は、衆議院議員 古屋圭司*1の本籍地です。消防議員連盟 会長等、消防とは深い関りがある方です。
岐阜県恵那市消防団の情報はこちら
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以下のキャンペーンに賛同をお願いします!
「全国消防操法大会の廃止」
http://chng.it/Kx45cBjj
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*1:(ふるや けいじ、1952年11月1日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(10期)。国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣(防災)、拉致問題担当大臣、国土強靭化担当大臣(第2次安倍内閣)、経済産業副大臣(第1次小泉内閣)、衆議院文部科学委員長・商工委員長・議院運営委員長、自由民主党選挙対策委員長(第4代)などを歴任。