海原友明の消防団改革のすすめ

消防団を取り巻く問題の中でまずすべきことは「操法大会の廃止」です。この大会があることによって苦しんでいる全国各地の実態や私の思いを紹介します。

静岡県 菊川市

静岡県菊川市の消防団は令和2年4月現在で団員の平均年齢が29.1歳と、とても若い団員で構成されています(全国は約42歳!)。しかし定員364名に対し305名(-59名)と団員数は減少しており、団員確保への取り組みについて市議会で質疑応答がされています。

 

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菊川市 令和元年12月定例会(12月04日)

ー議員ー

 消防団員等充実強化法が平成25年12月に制定され、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律を受け、消防団への加入促進、消防団員の処遇改善、それから消防団の装備、教育訓練の充実など、取り組むこととなっており、当市では平成29年3月に消防団条例の改正を行っておりますが、その後、どのように取り組まれているのか、次の6点についてお伺いいたします。

 ①特に消防団員の確保に対する取り組みは。②団員確保のための自治会などの力添えは。③団員への優遇措置など。④消防団協力事業所が現在21事業所が登録されておりますが、事業所への優遇対応は。⑤消防団応援の店、協賛店が43店舗ありますが、団員等の優遇対応などはいかがですか。⑥消防団員の装備改善について取り組まれていることなどについてお伺いしたいと思います。

 

ー市長ー

 1つ目の「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律を受けどのように取り組まれているか」の1番目の「消防団員確保の取り組み」についてですが、全国的に消防団員が減少しており、本市におきましても定員に対し48名の欠員となっており、団員確保が喫緊の課題となっております。そのような中で、消防団条例の改正により、入団条件の緩和や手当の見直し、また、団員の負担軽減を図るため、訓練時間に制限を設けるなどの対応をしております。
 2番目の「団員確保のための自治会等の力添え」についてですが、菊川市連合自治会や各地区自治会の定例会において消防団の現状を説明し、団員確保の協力を依頼しております。自治会も消防団の必要性は十分に御理解をいただいており、対象者説明会への同席や対象者宅訪問への同行などの御協力をいただいております。
 3番目の「団員への優遇措置」についてですが、団員互助会による給付事業や福利厚生事業の実施、また、消防団応援の店事業による割引サービスなどを行っております。
 4番目の「消防団協力事業所」についてですが、従業員である団員が消防団活動へ参加しやすい体制をつくるため、消防団協力事業所の推進を行っており、現在21事業所が認定されております。御質問の事業所への優遇対応ですが、認定を受けた事業所には静岡県消防団応援条例により事業税が軽減されます。また、消防本部や消防団が発行する広報紙及び市のホームページで事業所の紹介をしております。
 5番目の「消防団応援の店」についてですが、3つ目の質問でも触れましたが、現在市内の43店舗が消防団応援の店に登録されており、お店で設定した割引等のサービスを消防団員及びその家族へ提供していただいております。
 6番目の「消防団装備改善等」についてですが、消防団員の安全対策や救助活動への対応のため、資機材の整備を進めております。安全確保のための個人装備は全団員に常時整備をしており、救助活動資機材は平成28年度からAED、チェーンソー、油圧ジャッキ、エンジンカッターを整備し、令和2年度に完了する予定でございます。

 

ー議員ー

 団員が少なくなっているということで、対象者の年齢の引き上げ等についてはいかがでしょうか。

 

ー消防長ー

 対象者が減少しているため年齢の引き上げということでございますが、当市の消防団員は全国的に見ても若い年齢で退団をしております。入団者が減少し、団員を確保する上では今いる団員に少しでも長く消防団活動を続けていただき、退団を伸ばすことなどの対策をとり、結果的に退団年数を引き上げていきたいと考えております。
 ただし、入団時に何歳まで消防団員をやるかという不安な気持ちになりますと入団者の確保にも影響する可能性がございますので、数年をかけて徐々に引き上げていく方向で進めていきたいと考えております。

 

ー議員ー

 今話しがありましたように、余り先から何年やってもらいたいと言って、ちょっと考えるということでは困りますので、そこらは上手にひとつやっていただきたいと思います。
 それから先だって意見交換会の中に消防団の方等から話が出ましたが、消防団のイメージアップの向上を図ることが必要ではないかと、それに対しまして若干の訓練時間、回数等も改善されているということでございますが、ここらの対応については何かお考えがあったらお願いしたいと思います。

 

ー消防長ー

 消防団の訓練が負担で入団しないという意見も自治会から出ており、消防団のイメージダウンになっているのも現状であります。災害対応のため最低限の訓練を実施する中で訓練回数の見直しを行っておりますが、消防団の活動につきましては今後さらに消防団本部と協議を重ねていきたいと考えております。

 

 

 団員の負担軽減として訓練の時間制限を設けるなどの施策は良い活動と思いますが、団員の退団年齢を徐々に引き上げることは団員数減少の根本的対策にはなりません現在入団している団員の負担を増やしているだけです。

 

 全国平均年齢が42歳にもなってしまった現状の消防団のあり方を、一から見直す必要があるのではないでしょうか。

 

 見方を変えて、50、60歳でも余裕でできる消防団にして、定年後の仕事にするもの一つの手かと。

 

 

 

菊川市消防団の情報はこちら

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