海原友明の消防団改革のすすめ

消防団を取り巻く問題の中でまずすべきことは「操法大会の廃止」です。この大会があることによって苦しんでいる全国各地の実態や私の思いを紹介します。

操法大会の廃止は今が好機!

2021年は、消防団改革の年です。総務省消防庁では「消防団員の処遇等に関する検討会 」が始まり、操法の在り方についても議論される予定であり、国会ではTwitterの声を聞いてくれた議員さんによって「消防操法訓練の廃止」が質疑されました。

今は絶好の機会です。みなさんからの多くの声が上がることで、操法大会の廃止の実現性が高まります!

ぜひ声を上げてください!(具体的に声を上げるところも紹介します)

 

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消防団員の処遇等に関する検討会(第3回) 令和3年3月12日

議事録 https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-80/03/gijiroku.pdf

(操法に対する部分を抜粋)

 

【石橋委員】 公益財団法人千葉県消防協会会長

それから、その他の件。先ほどお話ありましたように、今、消防団も火を消す業務以外の業務も増え、高齢者も大分増えてきまして、地区で人がいなくなると操法大会にも駆り出されると。その他の業務も増えると同時に、非常になり手のない一つの要因としての操法の訓練が厳しいところにおきましては、大会に向けて熱心にやっていただけることはうれしいのでございますけれども、それが逆に、地域においては親が断ってしまうということがございますので、操法について何かいい案があればお示しいただきながら、それを消防団員加入にまた活用していきたいと思っているわけでございます。

 

【名越室長】 消防庁地域防災室長(事務局)

活動が多様化する中で訓練の話があって、非常に訓練が大変なので、親が団員への加入を断る例もあるという中で、操法の関係でいい案を示していただければというお話がございました。やはり、なかなか訓練が大変だという声だとか、操法大会への参加が負担であるという声も我々のところに非常に多く届いているところで、先日、国会で質問もされたところでございます。非常に大変だという声は非常に重要であると考えている一方で、やはり操法を一定のレベルにきっちり上げていくための訓練も引き続き重要だと思っております。しかし、やはりそこを過度にやることで団員さんの負担感が強くなり、団員さんが減ってしまうとか、辞めてしまうということではかえって逆効果という指摘につきましても、真摯に考えなければいけないと思っております。

 

【室﨑座長】兵庫県立大学 大学院減災復興政策研究科長

どうもありがとうございました。訓練の在り方については多分いろいろ御意見があると思います。後半戦でしっかり議論をして、できるだけ皆さん方の意見がうまくかみ合うような方向性を見いだしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
各団体でいろいろな取組があって、操法については一定レベルに達すれば、地域の実情に応じた、例えば山がちな地域であれば山林火災に特化したような訓練を別途やってみるとか、海のそばにあって津波の恐れもあるということであれば避難誘導を重視してやってみるとか、いろんな考え方があると思いますので、まずはそういった例、各団体でどういったことをされているかにつきましては近日中にお調べして、また年度が明けてからの検討会後半戦で、訓練の在り方とか操法の在り方についても議論する機会を持てたらと考えております。

 

【山内委員】 京都市消防局長

最後になりましたが、先ほど訓練の在り方につきまして、私もこの会議に出て団長や分団長、あるいはいろいろ報道で流れていますので議論しますと、操法訓練についていろいろな意見があるのは承知しております。ちなみに京都市の場合は分岐管やトランシーバーを活用したり、安全靴、近代化、軽量化に合わせて現場活動に即した訓練もいたしますので、後半でそうした意見も述べさせていただきまして、訓練は必要だと思いますが、より団員の皆さんが実践に即した訓練になるようなことを議論していただいたらと思っております。

 

【秋本委員】 公益財団法人日本消防協会会長

ポンプ操法は私ども、消防庁と御一緒に全国の操法大会をやっているのですが、そういうところで一生懸命やっておられた方のお話を聞きますと、やはりいわば原点ともいうべきポンプ操法の活動についての技術を習得することの大事さ、あるいはそれを一緒になってやるところでの団結、そこからいろいろ発展してくるつながりと、いろいろなことから考えると、やっぱり基礎だよなという御意見もたくさん伺っております。そういったいろいろな点を考えながら、消防団員の皆さんにとっても、これは俺もやってみよう、私もやってみようというものでやってもらえればいいだろうし、私は別のことを得意技としてちょっとやってみたいというんだったらそれはそれでいいし、多様な活動の中で考えていく。そしてポンプ操法というのは消防活動の中の基本動作として大事だという、そんなことになってくるのではないかと思ったりもいたします。
これは私、今、現場活動をやっているわけじゃありませんので、ちょっとえらそうなことを言い過ぎてはいけないと思いますが、さっきからずっとお話がありました、これから先にいろいろ議論しようじゃないかと。そういう中でそんなことも考えてみたらどうかなと思っている次第でございます。

 

【重川委員】 常葉大学大学院 環境防災研究科教授
今の若い人というのは、我々が考えている以上に、社会の役に立ちたいという意識を持っている人がすごく多いんです。そういうときに、今、秋本さんおっしゃったように、ふだんは常備の消防の力があれだけしっかりしていますので、消防訓練を一生懸命やっても、あの技術を指導させる状況にはなかなかないと思います。ただ一方で、消防でいけば予防業務の中で消防団の方たちが果たす役割はすごく大きくなっていますし、発災前の避難の呼びかけなんていうのも消防団の方たちにしかできないんですね。そうなってくると、もちろん消防の訓練も大切なんですが、今、自治体では地域住民の防災リーダー育成のためにはいろんな防災の研修会が行われているんですが、消防団の方を対象とした研修訓練というのは市町村部局の防災の方は手を出さないんですね。それはやっぱり消防本部が団員の教育、研修、訓練ということの経験になられると思うんですけれども、私はもっともっと消防団の方に幅広く専門的な技術と知識が身につくような、そしてそれが実際のふだんの活動の中で生かせる、そこがやっぱりやりがいにつながっていくんじゃないかというふうに思います。
そういうことで言うと、次回以降になるんですけれども、研修、教育、訓練の範囲をもっと広げていくこと、そして社会の防災ニーズ、あるいは消防団員のやる気を満たすような分野でそれを高めていくようなことを、それは消防と市町村部局限定なのか分かりませんけれども、実証していくことが重要だと思うのが1点です。

 

【室﨑座長】

重川先生、どうもありがとうございました。どれもとても大切な御意見だと思います。少し消防団の活動の広がりみたいな話は先ほど秋本会長からも御指摘ございましたけれども、後半戦でしっかりそこは議論をして、多様な活動を認めていく、あるいはそういう力をつけていくということはとても重要だと思いますので、それは今後の課題にしていきたいと思います。

 

【名越室長】

事務局でございます。今、座長がおっしゃったとおりでございまして、活動が多様化している中でいろいろな能力をつけていかなければいけないということで、やはり基礎的な操法の訓練については一定の重要性が引き続きあるものの、バランスの取れた訓練というものなり、勉強というか、そういったものが求められてくるのかなと思っております。

 

【太田委員】東伊豆町長

4月からの、消防団の訓練や活動内容の見直しなど、大変重要な課題です。本町の消防団の確保に対しても大きな課題になってきますので、4月には発言させていただきたいと考えております。

 

消防団員の処遇等に関する検討会 

消防団員の処遇等に関する検討会 | 検討会等 | 総務省消防庁

【事務局】 

 消防庁地域防災室

  〒100-8927 東京都千代田区霞が関2-1-2

  03-5253-7561 (直通電話)

 

【座長】

 室﨑 益輝 (兵庫県立大学 大学院減災復興政策研究科長)

  https://drg-u-hyogo.jp/introduction/i01

 

【委員】

 秋本 敏文 (公益財団法人日本消防協会会長) 

  日本消防協会: お問い合わせ

 

 安達 由紀 (鳥取市消防団女性分団団員)

  鳥取市消防団 女性分団


 石橋 毅 (公益財団法人千葉県消防協会会長)

  公益財団法人 千葉県消防協会

  
 太田 長八 (東伊豆町長)

  東伊豆町|満点の海・山・空は東伊豆


 荻澤 滋 (消防庁国民保護・防災部長)

  総務省消防庁


 小出 譲治 (千葉県市原市長)

  市原市ホームページ

 

 重川 希志依 (常葉大学大学院 環境防災研究科教授)

  重川 希志依 | 社会環境学科 | 社会環境学部 | 教員情報 | 常葉大学:10学部19学科の総合大学(静岡県)

 

 花田 忠雄 (神奈川県くらし安全防災局長)

  くらし安全防災局 総務室 - 神奈川県ホームページ

 

 山内 博貴 (全国消防長会総務委員会委員長(京都市消防局長)

  全国消防長会

  京都市消防局:トップページ

 

 

 

 

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 令和3年2月19日と26日に、国会で高井たかし衆議院議員が、「消防操法訓練大会の廃止」の質疑をされました。

そこでは、武田総務大臣が「操法訓練が消防団員の負担になっている」ことを認め、「消防団のあり方検討会」の議題にすることを約束させてくれました。

 

国会で操法大会の廃止について質疑されたのはこれが初めてです!

高井たかし議員は、この問題が実現するまで粘り強く訴えてくれるそうです。

 

現在も消防団の現状や改善点の提案を募集しています。

それを総務省に渡して、見解を問いてくれるそうです。

 

takaitakashi.com

youtu.be

 

youtu.be

 

 

 

他にもこの問題に真剣に耳を傾けてくださる議員さんがいます。

 

みやじ拓馬衆議院議員

miyaji-takuma.com

総務大臣政務官であり、消防団員として操法の選手も経験されています。

上記の高井たかし議員の国会質疑に武田総務大臣と共に参席されております。

この問題解決は、元消防団員としての使命と考えておられます。

 

 

 

小倉まさのぶ衆議院議員

ogura-m.jp

上記に記載した消防庁の検討会については、訓練等の見直しを検討会本体の一項目で扱うのではなく、分科会を設けるなどしてもっと集中的に検討してほしいと総務省へ伝えたり、所属する総務部会や消防議連などで引き続きフォローアップしていくそうです。

ameblo.jp

 

 

 

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そして、操法大会廃止の署名活動も続けております!

もっともっと、もっと多くの方に賛同頂き、定量的な意見を消防庁と消防協会に叩きつけます!

引き続きご協力をお願いします。

キャンペーン · 全国消防操法大会の廃止 · Change.org