海原友明の消防団改革のすすめ

消防団を取り巻く問題の中でまずすべきことは「操法大会の廃止」です。この大会があることによって苦しんでいる全国各地の実態や私の思いを紹介します。

消防団の最高の名誉は全国消防操法大会出場という浅はかさ

日本消防協会には、功績が顕著な消防団や消防団員等に対して表彰を行う制度があります。その中で消防団の最高の名誉とされる「まとい」という表彰の受賞条件とは…

f:id:KaibaraTomoaki:20210906005658p:plain

■「特別表彰まとい」とは
昭和54年に創設され、全国に約2,200ある消防団の中から、毎年10団体に限り授与される、消防団にとって最高の名誉である表彰で、表彰状及び「まとい」が授与されます。

 

■受章するためには?
特別表彰まといを受章するためには「日本消防協会表彰旗」及び「消防庁長官旗」を受章していること、さらに「全国消防操法大会出場または消防操法県大会優勝」の3つの条件がそろい、県の消防協会での推薦を受けて初めてノミネートできます。

 

要するに、

協会は、消防団の最高の名誉とは操法大会で優秀な成績を収める事だと言っているのです。

対外的には協会の開催する操法大会への参加は任意であると、協会自身が言っていますが、こういった制度で地域の消防団を縛り付けているのです。

 

この様な考えを持つ「消防協会の存在」が地域の消防団を衰退させていく一因ではないでしょうか。

 

 

--------------------
以下のキャンペーンに賛同をお願いします!
「全国消防操法大会の廃止」
http://chng.it/Kx45cBjj 
--------------------