私は全国消防操法大会の廃止を訴えていますが、その理由の一つは各市町村がそれぞれの地域に即したあるべき消防団の姿を議論し実現させる為であり、この行為の一番の「足かせ」が全国操法大会であると考えています。
操法をすべて否定するつもりはありませんが、大会が無ければやらない操法なら無い方が良く、「大会の為の競技操法」に消防活動の多くの時間を費やしている実態に対し異論を唱えています。
消防団員はアスリートでも伝統行事の継承者でもありません。
各市町村によって、消防団による地域の安全安心の守り方は異なると思います。
津波が押し寄せる地域、川が氾濫する地域、土砂災害が多い地域、地震が多い地域、常備消防が無い地域、人口の多い地域、過疎地域など、様々な環境と時代の流れの中で、消防団が担う役割は変わっていきます。
操法大会が地域を守ると考える所はやればいいし、他にやるべき事があれば、それをすれば良いし、やめる事があればやめればいい。
本業を別にもっている消防団員の限られた時間の中で、自分たちの地域で何をすべきか、何が出来るのか、何が要らないのか。
それを議論し実行する為には今の操法大会やその為の競技操法の練習は足かせでしかないのです。
その根源が全国消防操法大会なのです。
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以下のキャンペーンに賛同をお願いします!
「全国消防操法大会の廃止」
http://chng.it/Kx45cBjj
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