海原友明の消防団改革のすすめ

消防団を取り巻く問題の中でまずすべきことは「操法大会の廃止」です。この大会があることによって苦しんでいる全国各地の実態や私の思いを紹介します。

日本消防協会の活動と操法大会

消防組織法では、消防は市町村長が管理し(第7条)、国や都道府県は消防責任を負うことはなく、よって市町村消防を管理することもない(第36条)とされています。

 しかし消防の組織は日本消防協会ー都道府県消防協会ー消防団員という構図があり、消防協会が全国、県の操法大会を運営しています。

 

都道府県消防協会」は、その地域内の市町村の団長の中の代表で構成され、その代表等で「日本消防協会」が構成されています。ですので相互間の協調を重んじる消防組織では、市町村が単独で操法大会を止めることを難しくしています

 

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 引用元:日本消防協会HP


日本消防協会の主な活動は消防団員等から集めた福祉共済の運用、全国消防操法大会の実施運営、消防会館の運営、表彰などがあります。この運営資金(一般会計)の事業収益の約7割が団員等から集める福祉共済26億(3000円/年人)です。

支出は、役員報酬2400万(2名)、給料手当1.7億、操法大会6000万、旅費7000万、ラジオ放送2000万、委託費2億、支払共済費12億などがあります。

 

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