海原友明の消防団改革のすすめ

消防団を取り巻く問題の中でまずすべきことは「操法大会の廃止」です。この大会があることによって苦しんでいる全国各地の実態や私の思いを紹介します。

長野県上伊那郡箕輪町

同地域の辰野町と同じく操法大会を廃止した、箕輪町(みのわまち)の町長の消防団に対する思いが箕輪町定例会にて述べられています。

 廃止直後の平成31年3月と、令和元年12月の定例会の発言を紹介します。

 

■箕輪町  平成31年 3月定例会  0307日-02号より

◎白鳥町長 操法大会またはラッパ吹奏大会の実施、または郡大会等への出場について本年度から実施をしないという方向については、報道等でされているとおりでございます。これは新入団員の減少だとか現団員の出勤率の低下、負担が重いというような部分も含めて検討する機会になるというふうに考えております。消防力の低下はやはり避けなければいけません。現在、分団長会または次年度の分団長予定者会におきまして具体的な計画案を検討しております。水出し訓練の実施でありますとか模擬火災訓練の実施、また指揮命令訓練の実施、防災無線や省電力無線の活用といったところをどういった回数を分団で実施するのか、全体の消防団として実施するのか。また常備消防との関係、また各他の消防団との関係そんなことを考えながら今訓練について考えているところでございます。それを含めて負担軽減策ということになりますけれども最近の新入団員の推移でありますが、以前は30人から40人というような入団をしていたわけですけれども、平成29年が17人、平成30年が16人、31年来年度でありますけれども3月5日現在11名で一部の分団では予定者0という状況に今なっております。大変苦戦をしております。団員の確保がどんな形にしても難しいというのが今の現状でございます。そういった中で団員を確保し、団員に魅力ある消防団活動をしていただくと、そして自分たちの地域を自分たちで守ろうという本来の精神の中で活躍をしていただくにはやはり負担軽減というのも避けて通れないというふうに思っております。まずは行事の精選とかいうことになるというふうに思いますが、それ以外にもできる限りの負担軽減をして当然社会人でありますので仕事をしながらということであります。そういったことができるように私たち町としても消防団に対して支援をしていかなければいけないというふうに思っております。

 

■箕輪町 令和 元年12月定例会 12月09日-02号より

◎白鳥町長 箕輪町消防団の操法大会のご質問をいただきました。昨年度4月から分団長会等で議論を重ねた結果、今年の2月でありますけれども、消防団として実施をしないということが決定をされ実施をして、そういった形で今動いてるところでございます。基本的には団員の負担軽減ということ、また新入団員を勧誘する際に非常にポンプ操法大会の訓練の要参加ということが足かせになっていたということを団長、副団長、分団長等が経験の中でなされたことを踏まえてということだというふうに思いますけれども、この訓練の操法訓練の中止を受けた後非常に活発に消防団が活動していただいてるというふうに私は思っております。毎月各分団で水出し訓練を行ったりポンプ車の使用方法の確認をしたり、信号のラッパの確認をしたり、今まで以上にそういった訓練がされていて、必要な訓練がされていて、しかも、ポンプ操法の場合は限られた人しかしてないわけですが多くの団員が活動しているということ、また消防団の活動の見える化といいますか、町民に対して活動が見えるようになってきたという気もしております。そういう意味では消防団の負担軽減と同時に消防団のあるべき姿というものが見えているような気もいたします。今後につきましては、決定するのは消防団でございますので町としては相談に応じていきたいというところかというふうに思います。

 

 今まで通りのことを「こなしていく」ことは簡単です。「変えていくこと」には労力が必要です。それでもやろうとするのは「強い思い」があるからです。

 これからの地域防災の為、消防団員とその家族の為、そして地域住民の為に力を尽くしてくれる方が箕輪町には多いのでしょうね。

 

箕輪町消防団の情報はこちら

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