兵庫県加東市は、消防団のアンケートの結果を踏まえ、消防団のあり方検討委員会を設立して協議を重ねました。そして消防団員の負担軽減に繋がる中長期的な考えをまとめています。
消防庁は20年以上前に、今の消防団員への教育訓練が安全管理上問題であることを認識しながらも、変えようとしていません。もしこの時に消防団の教育訓練方法を変えることができていたら、これ以降に起きた事故や殉職者を減らすことができていたかもしれませ…
消防庁においては、平成25年12月に成立した「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」を受け、消防団への加入促進、消防団員の処遇改善、消防団の装備・教育訓練の充実等に取り組んでいます。 この内「消防団への加入促進」ついてはこの年から…
長野県の実施した「令和元年度 第2回県政モニターアンケート調査」 によると、県民はポンプ操法大会の見直し等による消防団員の負担軽減が必要であると感じています。
福岡県うきは市では令和元年8月に開催した「消防団との意見交換会」で出された意見や要望を議会内で精査し、11月に市長へ提言書を提出しました。 うきは市の議員さんは、消防団員の声を議会にしっかりと挙げてくれています。
平成29年度 浜松市包括外部監査結果報告書 「消防費に係る事務の執行について」では、操法大会に参加するための訓練が、必ずしも地域防災力の向上に直接結びつくものでないとしたら、公費で費用弁償することは 制限すべきであると報告しています。
ここは、私海原が今後の消防団の在り方を検討する場です。 操法大会の廃止は消防団を変える一歩に過ぎません。 それからのビジョンを考えて行きたいと思います。
操法大会で勝つ事と消防団の地域への貢献度は比例するのでしょうか? 大会で優勝する事の名誉って何?
長野県諏訪市の令和元年6月の市議会では、操法大会が消防団員加入の最大の妨げとなっており、見直しが必要ではと質疑し、市としてもそれを認識していると答弁しています。また、この年に行われた「諏訪市政に対する市民満足度調査 」の意見・提言にて、消防…
消防団の出初式、操法大会、夜警などは伝統的な行事と言われますが、伝統を守るとは先人の「思い」を継承し、次世代へ伝えていくことであると思います。 消防団の思いとは何でしょう? 私は「地域の安心安全を守る」ことであると考えます。 単なる昔の行事を…
宮城県名取市では、平成28年に名取市消防団活性化計画を策定しました。その中では、消防団の「必要性の低下」が、今の消防団員の減少に繋がっていると分析しています。そして消防団には「新たな任務、役割」があると訴えています。
長野県の辰野町消防団は、団員の確保や負担軽減を掲げる改革の一環で、例年6月に開いてきたポンプ操法・ラッパ吹奏大会を2019年から廃止しました
兵庫県消防協会は「若手消防団員意見交換会」を毎年実施し、若手消防団員の率直な意見を聞いて今後の消防団 運営に役立てています。
長野県南佐久郡佐久穂町の機能別消防団の活用方法の提案が面白いです。
長野県安曇野市は、安曇野市消防委員会という協議会を定期的に開催し、消防団員確保対策等の現状の課題について話し合っています。現状を赤裸々に語りつつ、どうしていくべきかを苦悩されている様子がよく分かります。